住みやすい街「大濠公園」
かつて1国に1つあった城は、明治新政府が明治6年に出した廃城令によって多くは取り壊され、その跡地は公園などに整備されて現在に至っています。
そうした公園の1つに、福岡市中央区にある「大濠公園」があります。
黒田長政が築城した福岡城は、当時博多湾の入江の一部だったところを埋め立てて、城の外濠としたことから、『大濠』の名が付けられたそうです。
ちなみに『大濠』は、「おおほり」と濁らず読みます。
今は、福岡県が造園した日本で有数の水景公園になっていて、夏には花火大会も開かれる国指定の名勝でもあり、また、福岡県下でも有数の桜の名所としても知られています。
この大濠公園は、市の中心部に位置していることから、周囲には多くのオフィスビルが立ち並んでいますが、一歩、大通りから奥に入ると昔ながらの住宅地が今も残されています。
さらに、そうした住宅地の跡地を利用して高層マンションなどの建設も進められていて、分譲や賃貸など、その形態もさまざまです。
全国有数の繁華街である天神まで1㎞余りの場所にありながらも、閑静な住宅地に囲まれており、また「唐人町商店街」なども近隣に存在している住みやすい場所ということから、賃貸のワンルームマンションで約5万円からというのが家賃の相場になっていますが、地下鉄の駅も近く、また天神から中洲と続くオフィス街にも徒歩あるいは自転車通勤なども可能ということもあって、単身赴任者や学生などを中心に、人気のスポットになっています。
最近では北側に広がっている博多湾近くなどにオシャレな飲食店などもオープンしているのも人気の秘密かもしれません。
福岡市中央区大濠公園周辺の賃貸情報
http://www.dream-stage.net/sta/oohorikoueneki/
